ワールドウィッチーズ カレンダー ◆4月 ◆5月
ルミナスキャスト カレンダー ◆4月 ◆5月


【コラム】ルミナスウィッチーズが実は一番「ワールドウィッチーズ」らしい作品なのかもしれない

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ワールドウィッチーズ_ルミナスウィッチーズ

今日で放送終了

ついに……ついに来るべき時が来た。プロジェクト発表から4年が経った「ルミナスウィッチーズ」のTVアニメがいよいよ本日の放送をもって最終回となる。

昨日から何を考えても、ルミナスウィッチーズ終わるのか……で思考が停止してしまう俺。4年前の自分が見たら絶対こう言うに違いない。


「そんなにルミナスウィッチーズが好きになったのか」と。

こんなに好きになるとは思わなかった

自分でもこれほど好きになるとは思わなかった。アイドルアニメはそんなに嫌いではないし、ストライクウィッチーズのTVアニメに携わった佐伯さんが監督だし、しかも佐伯さんは自分の中ではスタッフの中でもキャラクターを動かすのが一番上手い人だと思っていたので、たぶん好きになれるだろうなとは思ってはいた。

でもそこに確信が持てなかったのは、ひとえに「ワールドウィッチーズの一作品として好きになれるのだろうか」という疑念がどうしてもあったからである。

ワールドウィッチーズシリーズにふさわしいのか

「ワールドウィッチーズ」シリーズといえば、10代の少女たちが自分の魔法力を使役して、敵「ネウロイ」と戦うことがメインのコンテンツである。

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人それぞれに「ワールドウィッチーズ」が好きな理由はあるだろうけれど、自分の中で「好き」なポイントは2つある。1つは現実世界に近いけれども「魔法力」というSF要素が入った世界観と設定、もう1つはキャラクターが戦いと仲間との交流を経て強く成長していく過程である。

ルミナスウィッチーズが発表されて、それからTVアニメが始まる直前くらいまでのネットの様子などを見ていると「このシリーズでアイドル物をやる意味がない」だとか「戦うウィッチが見たい」「アイドルがライブをやる世界観じゃないだろ」のような意見をよく見たし、なんなら俺も近しい事を思っていた。

キャラクターの描写に関しては佐伯監督だから大丈夫にせよ、「戦う」というメイン要素が省かれていること、そしてなにより今回のスタッフクレジットには鈴木貴昭さんの名前が入っていないことがどうしても自分の中での「ルミナス大丈夫か?」を払拭できないでいた。

フタを開けてみたら

去年10月。ミュージックフェスタ2021が開催され、その会場で初公開されたルミナスウィッチーズのアニメーションPVを見た俺の感想がこちらである。

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テンションが上がっているワールドウィッチーズのヲタクである。

そう。ルミナスウィッチーズでもワールドウィッチーズ的要素で盛り上がれる要素があったのだ。この時自分の中ではルミナスウィッチーズもワールドウィッチーズの世界観と設定を正しく踏まえた上で、作品が作られているのだと確信が持てたのである。

そしていよいよ今年に入ってTVアニメが放送されていくと……

1944年3月のロンドン

ロンドンには阻塞気球が上がっていて、

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ちゃんとユニットは練習機だし、

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部隊名「第72統合戦闘飛行隊」は統合戦闘飛行隊の命名規則に合致していて、

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イコシウムやシンダティといったWW特有の地名、

アレクサンドラ・シェルバネスクと川口文代

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極めつけは他ウィッチや関係者との交流……!


もしかして一番「ワールドウィッチーズ」らしい作品なのでは?

制約があまりない

ストライクウィッチーズROAD to BERLIN (2)

主力作品である「ストライクウィッチーズ」は場所を移して戦いを続けてはいるものの、1シリーズ1つの場所が限界。それは明確な敵がいて、その敵を倒すことが部隊の目的だからである。

そうなると「ワールドウィッチーズ」として描くことのできる範囲は、その場所付近で戦っているウィッチとの交流であったり、付近の土地に関するお話に限られてしまうし、どうしてもミリタリー寄りになってしまう。

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しかしルミナスウィッチーズは各地を転々として公演を行う遊撃隊でありながら戦うウィッチではないため、ミリタリー要素を少し残しつつもその時代の情勢や、様々な土地の雰囲気であったり色々なウィッチとの交流を描くことができるのである。

これまでずっと作り上げられてきたワールドウィッチーズの世界観や設定をしっかり使いながら、新規の部分はそれに合わせて練って描かれているという点では、ワールドウィッチーズのヲタクとしては好きにならざるを得ない。こういうのを待ってた。

以前、鈴木貴昭さんが同人誌のインタビュー記事で「もっと世界観を使って遊んで欲しい!」みたいなことを言っていましたが、それを公式でやった結果がルミナスだったのかな。

続編の余地

最終回ではいよいよガリア解放凱旋記念式典に参加するわけですが、時期は1944年の12月。ワールドウィッチーズの年表に照らしわせると……

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まだ1945年で色々遊べますねぇ(ニチャァ)

特にヴェネツィアに新たな巣が出来て、ロマーニャが大変なことになるイベントも控えていますし、世界的に有名になったルミナスウィッチーズが今度はどういった物語を紡いでいくのかも気になるところ。

「戦わないウィッチーズ」という触れ込みで登場したことで、これまでと異なる作品感が強かったルミナスウィッチーズ。キャストも新人で展開の仕方もただのアイドルアニメっぽかったのに、実は一番「ワールドウィッチーズ」らしい作品だったのは想定外だったが、ルミナスはちょっと……と敬遠したかつてのファンたちにはぜひアニメだけでも見てもらいたい。

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最終更新日2022-09-25
Posted by ジレンマ、
ルミナスウィッチーズワールドウィッチーズ

Comments 

  1. A(ちょっと外からおじゃまします):2022/09/25(日) 16:32:46 ID:-
  2. そうですよね
    テンポよく進んでいく構成と、ていねいな心情ドラマが上手に両立しているのが凄いですよね(一話一話がまるで短編映画のよう)

    私も第2話で「お?これは、、、」と感じ、第4話ですっかりルミナスの一ファンとなってしまいました
    私は常にアニメを見る方ではありませんが、12話全てをこれだけ期待を裏切らなかった作品はそうは無いんじゃないでしょうか?

    今夜の最終話もどれだけ予想を超えてきてくれるか、存分に楽しみたいと思います
    最終回の大空に、さらにその先の世界に、響けルミナス!!


  3. 名無しなにちじょ:2022/09/25(日) 18:03:45 ID:-
  4. 管理人さんに全面的に同意します
    WWの魅力は世界観の大きさやキャラクターの多彩さ、お国柄を反映した設定のユニークさなど自由に「推し」を選べるアイドル物以上の要素が既に備わっていました
    懸念してたのは楽曲が1945年前後の時代背景とマッチするのか(当時はグループアイドルなど希有だったから)ということ
    でも大丈夫でしたね。「永久の寄す処」や「故郷の空」など当時も存在していた曲をうまくジョイントさせていたのもすばらしかった
    メンバーの元ネタの人たちも当時懸命に民衆を勇気づけようと頑張っていましたしね
    もう大好きになった作品だからこそルミナスも含めたWW系譜の先が見えないことに不安に感じてます。これでこの世界が一段落してしまったらもったいない!
    SWが始まってまだ十数年。まだまだあと20年は続けていただきたい! 信じています


  5. 名無しな日常:2022/09/25(日) 20:47:55 ID:-
  6. 普通のアイドルアニメみたいに、グループ結成だったり、仲間とのすれ違いだったりを中心に描き、最後に「みんなで大きなステージに立ててよかったね」っていう流れになると思っていた。
    それならこのシリーズでやる必要は全くないなと。
    でも実際には管理人さんのまとめ通りの内容。
    ただのアイドルアニメでは出来ないこと、いつものウィッチーズシリーズでは出来ないことをうまい事やってくれたなと感じてる。
    むしろ普通のアイドルアニメで起きそうなことは、リアルメンバーに起こっている感じ。


  7. 名無しな日常:2022/09/26(月) 00:48:11 ID:-
  8. 自分もこんなに好きになるとは思ってなかった
    確かに過去シリーズで佐伯さんが担当したEPは大好きだったけれど、まさかここまでとは


  9. 名無しな日常:2022/09/26(月) 10:00:54 ID:-
  10. 佐伯さんの関わってる話や作品好きだからそこまで不安視してなかったけど
    良い所は予想通りだし、シリーズならではの部分もサプライズで楽しめた

    なんでもかんでも説明しないで、表情や会話で伝える佐伯さんらしさが流石だなって


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