【感想】ルミナスウィッチーズ 第3話「優しい灯り」の感想・小ネタまとめ:マリアが飛行日誌に書いていた「エルロンロール」「シャンデル」って?
ワールドウィッチーズ-レポート・コラム-
アバン
貧富の格差
屋敷を小さくて可愛いと表現するシルヴィに対し、こんなに大きいお屋敷初めてと表現するジョーの対極さたるや……。同じ時代に生きている同じウィッチでも境遇は違いますから貧富の格差は生まれるものです。お胸の話じゃないですよ、念のため。
あと今シリーズではその話数にキャラクターが初めて登場した際には必ずテロップが付くようになったのは親切設計ですね。特に今回は名前とあだ名が一致しないウィッチが多いので。特にミラーシャとかミラーシャとか。
ピアノを前にするいのり
屋敷の中はすべてが使われているわけではなく、埃だらけの部屋も多い中でピアノが置いてある部屋を発見したいのり。
う~ん、これは美少女
いのりちゃんは陸軍一家のご令嬢とのことですが、ピアノとかは教養の一環で練習したこともあるんでしょうね。PVでもピアノを弾いている姿がありましたし。ここの表情はピアノを見てどう思っているのか気になるところ。
Aパート
捕食者の目
村長に村の土地の使用許可をもらいにきた隊長たち。ウィッチが村にやってくるということを聞いて喜ばれるものの、戦わない音楽隊ということを告げると微妙な反応。しかしそんな中でエリーはというと……
エリー「ねぇアイラ、お土産にもらったクッキー、美味しいね!」
いっぱい食べる君が好きだ……。
マナの食いっぷりもなかなか
あのボディが出来上がるのも納得なんやな……。
ジョーとマリアは音楽隊ウィッチに対する志が低い中、マナは意外と歌う事にノリノリな様子。マナは面白そう!と思ったらやってみたくなる性格なのかな。
ミラーシャはとてつもない幸運の持ち主なのでは
グレイス隊長たちが戻ってきたことでいよいよレッスン開始! 鼻の穴がデケェ。
推しに教えてもらうというビッグチャンスを自分の手で手繰り寄せるとはなかなかの強運の持ち主なのでは。
Erie?
エリーは「Ellie」だと思ってたのですが、スペルが思っていたのと違って驚き。調べると「Erie」だと北米の地名らしくて、その地域の人たちの言葉では「Erie」は猫という意味なんだとか。
黒板は3人らしさが出てていいですね。無駄に使い魔描くのはエリーっぽい。
ズボン!ズボンがあるぞーっ!
……!!?
ズ、ズボンだーッ!!!!
重ね着のズボンであろうと、ズボン欠乏症である我々にとってこれはご褒美……! ありがたやありがたや……🙇🙇🙇🙇🙇🙇🙇
世話焼きのミラーシャ
ミラーシャの設定が初めて公開された時はペリーヌさんの亜種かなと思ってたんですけど、仲間想いなところとかは全然違うなと思います。このシーンもペリーヌさんなら坂本さんにしか目がいかないと思うんですけど、ミラーシャはマリアのことも気にかけてるんですよね。
これはペリーヌさんが悪いとかそういうのではなく、ミラーシャはヲタクで人見知りだからこそ、周りの人の反応に機敏なんだと思います。俺もヲタクだから分かる。
飛行日誌
マリア「エルロンロールからのシャンデル、そしてスライスバックなのです。」
飛行日誌をつけているマリアから発せられている言葉はいわゆる戦闘機動のことです。以下に解説します。
◎エルロンロール:水平飛行中に直進しながら左または右方向に360度回転すること。エルロンとは補助翼のこと。つまり補助翼を操作するだけで回転することですな。
◎シャンデル:水平飛行中から45度傾け、そのまま斜めに上方宙返りし速度を高度に変える。
◎スライスバック:シャンデルの逆で、水平飛行からマイナス45度傾け、そのまま斜めに下方宙返りし高度を速度に変える。
頼られる女
やだ、グレイス隊長頼られてる! シルヴィがこんな表情を見せるとは思わなかったかも。第3話はペアが混ぜこぜなので想像していたカップリング同士ではないペアが見れるのがいいね。カップリングも大事ですが、普段とは違うペア同士も友好的なシーンがあるとより部隊内が友好的に見えますからね。
激しい女
ミラーシャ「アイラ様……激しいです……!」
/ _ノ \
| ( ●)(●)
. | (__人__)____
| ` ⌒/ ─' 'ー\
. | /( ○) (○)\ セリフだけ聞くとレズセ…
. ヽ / ⌒(n_人__)⌒ \
ヽ |、 ( ヨ |
/ `ー─- 厂 /
| 、 _ __,,/ \
そんな激しいやり合いに耐えきれないマリアは気を失ってしまいます。この子は理論は頭の中に入っているけど身体が実践できないタイプですね。
貴重なミラーシャの生足
ヲタクなのでシリアスなシーンでも生足があると反応してしまう……!
「だけど、頑張ったってどうにもならないことだって、あるんです!」
端から聴いたら後ろ向きな言葉に聞こえますけど、彼女たちは一生懸命やっても「できない」という結論に至った子たちなんですよね。今までできない子たちとしてシリーズで描かれてきた「いらん子」も最低限飛行することはできましたが、それ以上にできないのです。
いらん子はネウロイが登場して間もなくの話でしたが、ルミナスはそれから5年後の世界の話というのも関係していると思っています。44年ともなると時勢的に各国ともなりふり構わずウィッチを戦場に送り込むようになっていると思うんですよね。
もちろん検査もするでしょうし、訓練もすると思うのですが、やはり39年当時と比べれば速成を優先しているのではないでしょうか。そんな過程の中で空戦ウィッチとしての素質はあれど、能力的に不足しているウィッチがいてもおかしくないと自分は思いますね。
ミラーシャは推しているウィッチの前でも自分の意見を言える芯の強い子だなぁ。推しへの押しも強いけど。
遅れてやってくる主人公
死ぬほど暗い空気を一声で振り払ったのはジニーchang! このシーン見てて辛いなーと思ってた時にジニーちゃんの声が聞こえて一気に晴れた気分になったのは自分だけでしょうか。頼りになる主人公だぜ。
アイキャッチ
※第3話見てボロ泣きしている中の人の図
Bパート
ブリタニア空軍所属になったジニー
/ _ノ ヽ
| ( ○) | ____
| U (__人). / \
| |r┬|. / ─ ─\ …これ仮にベルト外したリーネちゃんスタイルだったら
ヽ `ー'} / (●) (●)\ とんでもねぇ犯罪臭がしただろうから
_ > } | (__人__) | ベルトつけて正解だったのかもしれん……
 ̄ ̄` 、__ノ \ ` ⌒´ /
 ̄`'‐- 、 > ー‐ <
ヽ / / ̄彡ミヽ、
V ヽ / / ヽ ヽ
ヽ Y / | |
入 ヽ ノ ヽ ノ
晴れてブリタニア空軍に入隊できたようですが、能力的な問題でナイトウィッチにはなれず、さらにストライカーも使ったことがないため、訓練施設のある音楽隊部隊にやってきた模様。ということはいずれジニーが転属になるエピソードがありそうだな……。
8頭の蝶がモフィに集まってきているカット。バラバラだったみんな(ジニー以外の8人)の気持ちが、ジニーが来たことで集まったことをモフィが体現しているようでとてもいいカットだなと思います。
村の中でレッスン
エリーが提案したのは村の中心でのポーズ練習。OPテーマでこの場所でのステージが描かれていましたが、部隊の近くにある村だったんですね。
▼OPテーマより。村のステージからどんどんステージが大きくなってるので成長への過程を示しているのかな。
ミラーシャ「みんなガチガチね。」
お前が言うな。
しかしそんな中、マナの勢いあるポーズに村の子供たちが反応して、そこから大盛り上がり!
こういう分かりやすい展開、嫌いじゃないぜ……!
アイラの過去
アイラが今の道をたどるようになったのは、怪我を負って魔法力が枯渇したためでした。前線で活躍するウィッチ、ましてや責任感の強いアイラみたいな人間には、戦えないということ=自分は必要でないと思ってしまうのも無理はないかもしれません。
もう3年もアイラとエリーは一緒にいるってことですよね……。どのようなストーリーがあってここまでになったのか非常に気になるのですが。
村への車中での一幕
買い出しに行くジニーとミラーシャ、そして同じ目的のアイラは昨日の問題が解決しない中、同じ車で村へ向かうことに。
視聴者は2話~3話に何があったのかは分かりませんが、ジニーが空軍に入るための手続きとか、自己紹介とか色々あったんですかね。いきなりアイラと仲良く喋っているのでそこが個人的に気になりますね。ジニーはそういうのを超越して話をしそうですけど。
顔芸w
歌うウィッチ
村で買い出しをしているアイラに話しかけてきたのは村長さん。その理由は村長の孫にあったようです。
「今日はやらないのかしら? 昨日ここで歌の練習をしていたと聞いたのだけれど。」
村の子供たちに好評だった歌の練習が、どうやら村長さんたちの耳にも入った様子。これまでネウロイの脅威におびえてきた子供たちの笑顔が見れたのは久しぶりだったと感謝の気持ちを伝えられるアイラですが、自分にそんな気がないため、真正面から受け止めきれません。
そんな中、村の子供たちから歌ってほしいとせがまれたアイラは、自分は歌うウィッチじゃないと一瞬否定しかけますが、子供たちの熱意に応えるため……
「あぁ、私も歌うウィッチだ。」
これまでのアイラは歌手活動をしていたとはいえ、それは任務の1つであり、誰かのために歌うとか目的がなかったんですよね。前線に復帰したいという気持ちもありましたし、歌を歌うことを求められていたわけでもないですし。(グレイス隊長は除いて)
でもこうして歌が笑顔を与えられること、そして歌うことを求められたことが、アイラとしての「わたしにできること」の琴線に触れて、歌を歌うことを選択してくれたのは見ていて本当に嬉しかった。ルミナスもわたしにできることの精神に溢れているようです。
優しい明かり
アイラが披露したのは、これまでエリーと2人で披露してきた「優しい明かり」。ホールよりもこういう町の中の方が映える曲調だなと思います。
風がそよいでとんがり屋根に
白い日差しがはしゃいで跳ねた
今も瞼閉じれば泣いて笑い過ごした
積み木の街を迎えてくれる
甘く香った季節の花を
遠い記憶の扉を開く
運河沿いのあのカフェ歌い踊り語って
賑やかだった みんな元気だろうか
戦争がなかった頃の故郷を思い出して歌われている曲ですね。ルミナスウィッチーズにはネウロイがほとんど出てこないので分かりにくいですが、今も戦争中。村には青年男性はいませんしね。こういう曲が人々の気持ちに安らぎを与えるのでしょう。
ジニーはラジオでこの曲をすでに聞いていたのかな。ミラーシャは当然ヲタクなので……。
ジニーはヲタクを殺す気か。
🤮
エリー以外の他の面々もストライカーで村にやって来た! 復調しかけたマリアですが、手を引いていたマナがマリアを急に引っ張り……
村の男の子「うわ!光った!きれーい」
/ ─ ─\
| ( ●)(●) ___
. | U (__人__) / \ ……解説しよう!これは急加速で耐えきれなかった
| |r┬-| /─ ─ .\ みんなのストライカーが燃料漏れして
. | `ー'´} \ / (●) (●) \ それが大気中のエーテルと反応しただけだから
. ヽ } \ ...| (__人__) | 決して🤮ではない、決して……
ヽ ノ \ \ ` ⌒´ _/
/ く. \ \ ノ \
| \ \ (⌒二 |
| |ヽ、二⌒)、 \ | |
なんとかしないと、マリアちゃんが🤮キャラになってしまう……。
謝罪するアイラ
部隊に戻ってみんなに謝るアイラ。このあたり生真面目だなと思いますが、アイラらしいといえばアイラらしい。これでめでたしめでt……
「絶対に許さない」
……って、どこぞの大型犬が吠えていました。
グレイス隊長の焦り
終盤、隊長が2人の部屋に飛び込んできた理由が結局明かされませんでしたが、部隊の存続にかかわる話なのかな。
3話まできて、まだ上層部には役割を示せていないでしょうし、予算もどうなっていることやら……という感じなので、序盤での越えるべき壁になりそうですね。
「ルミナスウィッチーズ」
/⌒ ⌒\ ━━┓┃┃
/(  ̄) (_)\ ┃ ━━━━━━━━
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| ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚ ┛
\ 。≧ 三 ==-
-ァ, ≧=- 。
イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
≦`Vヾ ヾ ≧
。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
まとめ
3話、好きですね。戦争中に歌うことの意義、自分たちの活動の意義を自分たちの経験で明確にしていき、そして今後の目標が決まって。アイラの葛藤をうまくほぐしながら、最後の結末までよく持って行ったなと思いました。合間合間のコメディ感も見ていて面白いですし。
みんながみんな「わたしにできること」をやれなくても「みんなと一緒にできること」をこれからルミナスウィッチーズが見せてくれることでしょう。
ちなみに今回のタイトルも曲名と少し違うんですよね。曲は「優しい明かり」ですが話のタイトルは「優しい灯り」。2話もそうでしたが、ここまでくるとわざとでしょう。何の理由があるかまでは分かりませんが。
ちなみに仮タイトルは「アイラとエリーの曲」でした。まんまやん。
仮タイトルが「アイラとエリーの曲」だったなら
アイラの隣は私じゃん!
……って、どこぞのイエネコが吠えていました。
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