【コラム】「ルミナスウィッチーズ」のPV第2弾を見て感じたこと 彼女たちは新しい「いらん子」だ
ワールドウィッチーズ-レポート・コラム-
PV第2弾が公開されて
先日「ルミナスウィッチーズ」のPV第2弾のショートVer.が公開されましたが、このPV第2弾を見てやっと、「ルミナスでやりたいことはこういうこと」というのが分かった気がします。
2019年のみんデキで初お披露目されたPVではキャラクターの声を初めて聴くことで、彼女たちの個性を感じることができました。
そして翌年のみんデキで公開されたPV第1弾では喋りながら動いている彼女たちを見る事で、キャラの描写に深みが増したことと、キャラ同士の掛け合いの雰囲気を感じることができました。
そして今回のPVではそれぞれのメンバーがどういった役割で、どういったバックボーンがあって、そしてどういったパフォーマンスを見せてくれるのか。「ルミナスウィッチーズ」のベース部分をやっと見ることができたように思います。
戦えない”いらん子”の物語
そのベース部分の中でも特に彼女たちのバックボーンが強く印象に残りました。元々「戦闘不適合者」というレッテルを貼られた彼女たちがどん底から這い上がっていく物語ということは、作品の説明にもあるため頭では分かってはいましたが、今回のPVで彼女たちの陰の部分が垣間見れたことで物語の根幹がより鮮明になった印象があります。
それにより感じたのは、彼女たちが「戦えない」ながらも前向きに頑張って人々に笑顔を与えることで世界を良くしようとしているということ。
公式での説明文にもある通り「戦わないウィッチーズ」ということで、ルミナスウィッチーズは他のワールドウィッチーズ作品とは一線を画したシリーズになっていますが、正確に言うと「戦わないウィッチーズ」ではなく「戦えないウィッチが戦わずに世界を良くする道を選んだウィッチーズ」なのかなと思いました。
「彼女たちの住む世界は決して楽観できるような状態にはありませんが、彼女たち一人一人の前向きな頑張りが少しずつでも世界を良くしていく、そういうお話を小説版以下、他のメディアでも楽しんでいただけるよう努力しております。」
これは「スオムスいらん子中隊」1巻の最後にフミカネ先生が記している文章ですが、ルミナスウィッチーズもこういったコンセプトをしっかりと踏襲しているように思います。頭では分かってはいても実際に感じられたことが今回のPV公開で大きかったポイントでした。
笑顔を与えるパフォーマンス
そして最後のルミナスウィッチーズのパフォーマンスについて。先日のオリンピック期間中に東京の空を舞ったブルーインパルス。なんやかんや言われたりしていますが、実際に見た管理人としては多少なりともお祭り気分になって気分が高揚しました。
PVの最後に映っている彼女たちがストライカーユニットで飛行している姿を見て、その気分が再現されたのと同時に、歌と踊りだけではないルミナスウィッチーズの強みに気付かされました。なぜウィッチにわざわざアイドル活動させるんや……と思っていましたがこういうことかと。
来月にはキャスト全員が登場
いよいよ来月にはルミナスウィッチーズのキャストが再び全員集結します。色々あったことで変な目で見られたりすることも多くなったルミナスウィッチーズですが、ぜひアニメ本編でその声を払拭してほしいですし、そのくらいの力は持っているとPVを見て感じました。
戦えない”いらん子”「ルミナスウィッチーズ」の頑張りが今から非常に待ち遠しいです。
従来のウィッチーズシリーズ詳しい方ほど「どういう世界観?」となってたかもしれませんが、ようやっとおつたえ出来るように https://t.co/ZLHB923ytP
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