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【純愛】「ゾンビランドサガリベンジ」第4話を観て、紺野純子と水野愛がフランシュシュの2TOPであると実感した

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紺野純子と水野愛

アイドルの2TOP

突然ですが、アイドルグループが飛躍するには2TOP」なる存在が不可欠だと自分は思ってるんですよね。SMAP、AKB48、乃木坂46しかり、売れたアイドルグループの多くは2人の突出したメンバーがグループを引っ張っていたように思います。

なぜ2TOPがいいのか。それは突出したメンバーが1人だけでは、他のメンバーが引っ張られるだけで、下手すれば空中分解を起こしかねない。しかし2人いればそこで競争が生まれて、グループ全体のレベルが上がりますし、個性が2つある分、表現力も増えますよね。あとカップリング厨的な目線で見ても、バチバチに意識してる感がもう最高。

さて、現在放送中の「ゾンビランドサガR」。先日第4話が放送されましたが、フランシュシュの2TOP、紺野純子水野愛がやってくれた……! こういうのでいいんだよこういうので。

フランシュシュのいいところ

実は管理人、こう見えてアイドルもの結構好きなんですよね。なぜそれをあまり表に出さないかというと、なるべくハマらないようにしているからです。だってもうこれ以上追いきれないんですもの。

そもそも「ゾンビランドサガ」を見始めたきっかけは、単純に自分の親が佐賀出身で、慣れ親しんだ土地だったからなのですが、アイドルものとして非常に面白かった。何がよかったかって、グループの構成が非常に俺に良し。

フランシュシュ

アイドルの先輩としてグループをひっぱる純子と愛、ファンと同じ目線で盛り上げてくれるサキ、メンバーみんなに愛されるまさおリリィ、全員を俯瞰で見てくれるゆうぎりに加え、主人公は超が付くほどの中間管理職。

そこに何をしでかすか分からない、でも可愛いマスコット的なたえちゃんがいて、フランシュシュはメンバー全員の個性がバラバラでありながらも、それぞれの役割を持っているのが非常によかと思います。

そんなフランシュシュの中でも、カップリングと言えば特にフューチャーされがちなのが、紺野純子と水野愛による「純愛コンビ」でしょう。


純愛コンビ

純愛コンビは作中でも2TOP的存在として描かれていましたが、管理人的にはリベンジ3話が始まるまで、あまり2TOPとは思っていませんでした。

というのも、1期は平成の時代でしたので、愛はほぼ現役のような存在として、元々アイアンフリルというグループでの活動をしていたのもあって、フランシュシュのアイドルとしての部分における実質的なリーダーとして引っ張っていました。

でも純子はというと、昭和アイドルの矜持を見せつけるという答えは見つかったものの、まだまだ平成の世でアイドルとして生きていく術を模索しているような印象でした。個人での活動がメインだったのもあって、フランシュシュを引っ張る部分もありませんでしたし。

それが今回の第4話で、やっと紺野純子と水野愛が同じステージに立ったなと思いました。(※ここでいうステージとは物理的なステージとはまた別。)

水野愛というアイドル

まずは今回波乱を呼んだ水野愛という存在について書いていこうと思うのですが、1期の時点ではまた前と同じようにステージに戻りたいという気持ちが強かったように思います。

~ゾンビランドサガ第6話~
水野愛というアイドル (1)
水野愛というアイドル (4)


「まだ何も終わってない。私はここにいる。過去なんかじゃない…!ゾンビでもなんでも、絶対もう1度ステージに立って、そこからまた…!」


過去なんかじゃない。この言葉からも分かる通り、現代でも自分の実力を見せつけてやる気満々です。

それが今回、過去の「水野愛」を崇拝しているアイアンフリルの現センター詩織と出会い、今の自分が過去の自分を追い求めていて、詩織もまたそれを追い求めていることを、面と向かって告げられるわけです。

1s-水野愛というアイドル

過去の自分、そして今のアイアンフリルを越えるには、これまでの経験とは異なることをする必要があった愛は、巽幸太郎から告げられたソロ活動の真意に気付くわけですね。それが今回フランシュシュがライブをする前に、愛が幸太郎に言い放ったセリフに繋がっていると思います。

そして今回一番波乱を呼んだのは、愛がアイアンフリルに行くか行かないか、だと思いますが、どちらかに揺れ動いた瞬間は一度たりとも無いように思えました。

1s-水野愛というアイドル (5)

「10年遅いのよ……!」

水野愛というアイドル (2)

「フランシュシュをナメない方がいい。あの子たちは進み続ける。私だって油断したらあっという間に置いていかれる。」

この「10年遅い」というセリフの解釈は人それぞれ違うように思うのですが、個人的には今の愛にとっての目標とは、過去の自分を追い越すことではなく、新しい「水野愛」をフランシュシュとともに作り上げていくことであり、過去の自分はもう古いものとして、決別したからこその「10年遅い」だと思いました。

そしてこれまでのフランシュシュとしての活動で、確かに得た絆……。愛はあまりそういったことを口に出すタイプではないですが、こうして言ってくれると嬉しいですね。

~ゾンビランドサガ第4話~
水野愛というアイドル (3)

「私は無理だと思ったらすぐに抜けるからね」

などと言っておきながらの今回のフランシュシュ好き好きムーヴ……。水野愛いいよね……。

紺野純子というアイドル

そして今回のエピソードでやりやがったのが純子……。

ここまでに書いた通り、今までフランシュシュを表立って引っ張ることのなかった彼女が、今回その役割を果たすことになるのですが、まぁこの子は死ぬほど面倒くさいですね。(※もう死んでますけどね)

紺野純子というアイドル

第3話の最後、アイアンフリル加入の誘いを受けた愛に対して、純子はこの表情なのですが、3話を見た時にこの表情がいったい何を意味しているのか分かりませんでした。

というのも、この前に詩織はフランシュシュをけなしにけなしているのですが、愛がいるべき場所はフランシュシュではないと告げた場面で、純子は少し反応するシーンがあるんですね。

自分は純子というキャラクターが、この場面で「悔しい」という感情になるイメージがなくて、どちらかというと「愛さんは確かにアイアンフリルの方が…」と悲観的な感情になるイメージがありました。

第4話の冒頭もそのような素振りでしたが、中盤に愛と絡むシーンや、幸太郎に諭される場面では明らかに「悔しい」と思っていたのが分かって、第3話での最後のカットはやっぱり「悔しい」だったんだなと腑に落ちました。

紺野純子という、どちらかというと控えめな女の子が、アイドルとしてのプライドを一瞬ではありますが垣間見せたシーンだなぁと思いました。あのLIVEを見るまでは。


激昂サバイブ -純子VS愛-

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激昂サバイブ -純子VS愛- (2)

激昂サバイブ -純子VS愛- (3)

たえちゃんのドラムプレイに、純子とエレキィが織りなすロックンロールに、愛はくぎ付け。ここまで無自覚に他人に影響を与えまくった水野愛が、ビンビンに影響を受けまくっているこの構図がまず最高。

というか、ここの純子は、愛への「私を見ろ!私を選べ!(意訳)」という意識が99%位を占めていると思うんですよね。お客さんに対するパフォーマンスじゃなくても、ここの純子⇒愛に対するパフォーマンスを見て、お客さんが熱狂するような感じ。

激昂サバイブ -純子VS愛- (4)

そこからの「かかってこいよ」……。最高。

直接「行かないで」と言うのではなく、フランシュシュを引っ張りつつアイドルとしての行動で示し、逆にこっちに来いとかギャップ萌えってレベルじゃない。

というか、つい10分前までは行かないでほしいのに「私と詩織のどっちがいい?(意訳)」とかクソ面倒くさい女子ムーヴかましてたくせに、いきなりケンカふっかけて俺についてこいとか、ギャップが燃えとるわ。

激昂サバイブ -純子VS愛- (5)

そしてそれに満面の笑みで応える水野愛……🤦🤦🤦

こちらも、言葉じゃなくてアイドルとして同じステージに立つという、これまたアイドルとしての行動で示すのがまた素晴らしい。

~ゾンビランドサガ第8話~
純愛はアイドル

「答えならもう出てるでしょ」
純子「あるじゃないですか。私たちだからできる方法が。」

リリィがパピィに対して想いを伝えるにはどうしたらいいんだろうと悩んでいた時、2人は揃って答えを導き出していました。アイドルの先輩として、アイドルだからできることで、想いを伝えようと。

今回、こうしてお互いが言葉ではなく、アイドルとしての行動で示したのが、やっぱりこの2人は頭のてっぺんからつま先まで「アイドルなんだなと思いました。

激昂サバイブ -純子VS愛- (1)

アイドルとしてお互いがビンビンに意識しまくり、アイドルとしての意識も同じレベルの2人は、やはりフランシュシュの2TOP……! 純愛よ、永遠に存在してくれ。


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2期のBru-rayも買うにきまっとるじゃろがーい!!!
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最終更新日2021-05-05
Posted by ジレンマ、

Comments 

  1. 名無しな日常:2023/01/04(水) 17:32:40 ID:-
  2. 純子の妹になりたい
    私、愛の1年下だけど


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