【憤怒】To LOVEるダークネス文庫版1・2巻の表紙が公開…ってなんだぁこれはーっ！？

To LOVEるダークネス文庫版1・2巻の表紙が…

先日記事にも書きました通り、各巻につき3Pずつ描き下ろされる「To LOVEるダークネス」の文庫版が10月から発売となります。そして実は昨日あたりから表紙イラストが各サイトにて公開になっているのですが…ちょっとこれはですね、集英社の担当者出てこいや！案件ですよ。


まずはここをクリックまたはタップしてみてください。（怪しいサイトには飛ばないよ！）


おそらくWindowsPCやAndroidのスマホで見た人と、iPhoneやMacのPCで見た人でそれぞれ表示される画像の雰囲気が変わるのではないかと思います。以下に両者で表示させた時のイラストを載せておきます。

WindowsPCやAndroidのスマホで見た時

MacやiPhoneで見た時

はい。全然雰囲気が違いますねー。
どちらが正解かというと、今回は後者の方です。

これはいったいなぜなのでしょうか。答えを端的に言うならば、画像とブラウザとで色の表現方法が異なるからです。

WindowsPCで見た方は、このファイルを保存してみてください。(集英社のサイトにある表紙イラストのファイルです)
保存されたファイルを見ると、おそらくiPhoneやMacなどで見れるような雰囲気の画像になっているかと思います。

詳しくは「CMYK　ブラウザ」などでググるとより分かるかと思いますが、このJPGファイルは色を表現するための方式として「CMYK方式」を使用した画像になっています。

▼今回の画像のプロファイル


印刷物などの色合いの多くはこの「CMYK方式」を使用しているのですが、我々が普段使用しているモニターやディスプレイは基本的に「RGB方式」という方式で色を表現しています。また世の中に多く出回っている画像ファイルも「RGB方式」を使用しています。
「RGB方式」のものを「RGB方式」で表示することは当然可能ですが、PCやスマホも馬鹿ではないので、CMYK方式の画像に対して「これはCMYK方式だからその方式で表現しよう」と努力してくれます。しかし全てがその努力をしているわけではないのです。特にWEBブラウザにおいては。

色々とブラウザによって差はあるのですが、iOS版のブラウザはその努力をして正しく表示できますが、WindowsPCやAndroidの標準的なブラウザではその努力を怠り、CYMK方式の画像をRGB方式で表示しようとして、今回のように鮮やかすぎるイラストが表示されてしまうのです。

昔同じようなことがあった時に調べて得た知識なので自分もそこまで詳しくはないのですが、おそらく集英社の担当者が元々CMYK方式だった素材ファイルからJPGファイルを作成する際に、色の表示方式の変換をしなかったことが原因ではないかと思います。

なぜ出てこいや案件なのか

今回のこの事案について、まぁよくあるミスなので責めたくはないのですが…面倒なことに各サイトに出回ってる画像は誤って表示している方の画像なんですよね。。
しかも鮮やかすぎるままRGB変換されてしまった画像なので、iPhoneなどで見ても鮮やかなまま表示されてしまい、誤った画像の方が認知されてしまうという。
実際今回のこのイラストは僕も誤った表示の方を先に見たのですが、正直我が目を疑いましたね。。いやこれは鮮やかすぎてありえないなと。To LOVEるダークネス2ndかよ！と思わず突っ込みました(←分かるかな

多分本来であれば「久々のTo LOVEるのイラストだ！」となってたところが、いきなり文句言うことになるとは思ってませんでしたが、、間違いでよかったです。
でも2020年になってもちゃんとTo LOVEるのキャラはTo LOVEるですね。モモはちょっと雰囲気変わったかなーと思いましたけど、ララはララだなって感じです。まさか2巻でララを持ってくるとは思いませんでしたが。

とにかくあまり間違った画像で広まってしまってもいいことないと思いますし、自分のように勘違いする人が続出すると思うので、集英社の担当者にはすぐに修正いただいて画像の再配布をお願いしたいなと思いますね。