ワールドウィッチーズ カレンダー ◆5月版 ◆6月版


ストライクウィッチーズ2 第5話「私のロマーニャ」がTOKYO MXにて今夜再放送!放送前にあの不朽の名作を観てみないかい?

Comments:0 Comments
1s-私のロマーニャ

1.今夜は第5話「私のロマーニャ」が放送


TOKYOMXとBS11にて絶賛再放送中の「ストライクウィッチーズ2」ですが、今夜は第5話「私のロマーニャが放送されます。
ルッキーニが偶然にも出会ったマリア公女と過ごす楽しいひと時から、ロマーニャ人の2人がお互いの成すべきことに向かっていく様子が描かれており、事前のロケハンの成果である美しいローマの街並みも相まって、一つの映画を見終わったような気分になるんですよね。
2期の舞台がロマーニャ・ヴェネツィアだからこその回ですし、このシリーズはウィッチが主役ではありますが、ウィッチじゃない人もそれぞれの”私のロマーニャ”を守るために、私にできることをやろうとすることはとても大事なことで、それを描いているこの第5話は他の回とはまた違った良さがありますよね。



2.映画「ローマの休日」を観てみよう


さて、この回ではルッキーニがマリア公女を誘ってローマの街並みを探索することになるのですが、その様子はあの名作ローマの休日をかなりモチーフにして描かれています。

1s-ローマの休日

①コロッセウム

1s-私のロマーニャ コロッセウム

②真実の口で手がなくなるフリ

1s-私のロマーニャ 真実の口 (2)

1s-私のロマーニャ 真実の口 (1)

③2人でずぶ濡れ

1s-私のロマーニャ ずぶ濡れ

④スペイン広場前でジェラート

1s-私のロマーニャ イスパニオ広場
1s-私のロマーニャ ジェラート

※ちなみにストライクウィッチーズの世界では「イスパニオ広場」という名前になっています。

⑤記者会見

1s-私のロマーニャ 記者会見

「ローマの休日」自体は非常に有名な映画ですから、現在各配信サービスでも定額見放題に入っていることの多い作品です。(※現在はhulu、U-NEXT、AmazonPrimeVideoなど)
しかも日本ではすでに著作権が切れていることから、パブリックドメイン扱いですので、ニコニコ動画なんかにもアップされていて、金を払わずとも見ることができます。
今日がお休みだという方も多いとは思うので、見たことないという人は今日もしくは明日のBS11での再放送前に一度観てみるというのもいいのではないでしょうか。



ちなみに映画自体はラブコメディものでして、アン王女という某国の王女様がローマに駐在しているアメリカ人の新聞記者とふとしたことで出会い、1日を一緒に過ごす中で、2人の関係が…というのが大筋のストーリーです。
2人とも嘘をつきながら一緒に過ごしているのでその掛け合いの面白さはもちろん、2人の関係性が恋になる瞬間や、その情熱的な関係と自らの立場に揺れるジレンマ、そして最初は”女の子”だったアン王女がどんどん”になっていく過程が濃縮された2時間は、まさにラブコメディ映画のお手本が詰まった名作だと思います。
なので、パロディはパロディですが毛色は違う作品ですので、そのあたりは気を付けていただければと思いますが、個人的には見て損はない映画だと思います。



3.マリア公女のその後

そんな第5話に登場するマリア公女ですが、登場するのはこの回だけではありません。第5話にてルッキーニとつながりができたことで、501を支援してくれる有力な存在として活躍しています。

①第5話にて、ローマに侵攻したネウロイ撃破の功績として、オペレーション・マルス後にシャーリーとルッキーニに拳銃を贈答。
②宮藤には拳銃ではなく別のものを贈答しようと考え、坂本少佐に相談したところヘルウェティア留学に協力することとなった。
③劇場版直前にはルッキーニとヴェネツィアのムラーノ島を訪問(※劇場版の小説)。その後501再結成に伴い、その前にブラーノ島を訪問。(※その時の様子が第5話のアイキャッチ)


そして個人的には10周年記念の秘め歌コレクションのロマーニャ編での、ルッキーニや赤ズボン隊、そしてアドリアーナを前にして放ったマリア公女のこのセリフが印象に残っています。

マリア公女「こうして花火大会を復活できたのも皆さんが必死で戦ってくれたおかげです。どうもありがとうございました。そしてこれからもお身体に気を付けて、このロマーニャだけでなく、世界の人々を守ってください。」

どうしても自国のためだけになりがちな中、世界を見渡してこういうセリフが言えるマリア公女は本当に素晴らしいなと思います。ブリタニア人に聞かせてやりてぇ。

関連記事

gB0xsMfYwDIQ_20180907185543536.jpg